タイプレス(Typeless)は、話すだけで文章が完成するAI音声入力ツールです。マイクに向かって話すだけで、「えーと」などの言い淀みや言い直しをAIが自動で取り除き、整った文章にリアルタイムで変換してくれます。

キーボード入力の平均が1分あたり約45語なのに対し、タイプレスの音声入力は1分あたり約220語タイピングの約4倍のスピードで文章を書けるため、「1週間で丸1日分」の時間短縮になるとされています。

そんなタイプレスが気になるものの、以下のような疑問があり利用を迷っている人もいるのではないでしょうか。

タイプレスのよくある疑問
  • 本当に無料で使えるの?料金プランは?
  • どのパソコン・スマホ、どのアプリで使えるの?
  • 日本語でもちゃんと使える?精度は?
  • 音声データが外部に保存されないか、セキュリティは大丈夫?

この記事では、タイプレスの特徴・できること・対応環境・料金・使い方・評判までをまとめて解説します。読み終えるころには、タイプレスがあなたに合うツールかどうかが分かります。

タイプレス(Typeless)とは?3分でわかる特徴まとめ

タイプレスは、「話す、タイプしない(Speak, Don’t Type)」をコンセプトにしたAI音声入力アプリです。単に音声を文字起こしするだけでなく、AIが内容を理解してそのまま使える文章に整えてくれるのが最大の特徴です。

タイピングの約4倍速(1分あたり約220語)で入力できる

一般的なキーボード入力の速度は1分あたり約45語と言われています。それに対して、タイプレスの音声入力なら1分あたり約220語。つまりキーボードの約4倍のスピードで文章を書けます。人は「打つ」よりも「話す」ほうが速いため、頭に浮かんだ内容をそのまま声に出すだけで、待たされることなく文章化されていきます。

メールの返信やチャット、長文のドラフト作成など、これまで時間のかかっていた作業が一気に短縮され、開発元は「1週間あたり丸1日分の時間を取り戻せる」としています。タイピングが苦手な人はもちろん、速く打てる人でも“考える速度”で書けるメリットは大きく、作業のテンポそのものが変わります。

「えーと」などの言い淀み・言い直しをAIが自動で除去

話し言葉には「えーと」「あの」「なんというか」といったフィラー(つなぎ言葉)や、言い間違いの言い直しがどうしても混ざります。従来の音声入力ではこれらがそのまま文字になり、後から手直しが必要でした。

タイプレスはAIが発話の意図を理解し、こうした不要な言葉や重複を自動で取り除きます。さらに、話している途中で「やっぱりこう言い換えよう」と修正した場合も、最終的に伝えたい内容だけを残してくれます。そのため話し終えた時点で“そのまま送れる”整った文章が手に入り、推敲や削除の手間が大幅に減ります。

箇条書き・要点を自動で整形。話すだけで読める文章に

ただ文字に起こすだけでなく、AIが内容を判断してリスト・手順・要点などに自動で整形します。だらだらと話した内容でも、読み手に伝わりやすい構造化された文章になって出力されるのが特長です。使うアプリがメールなのかチャットなのかに応じて、文体のトーン(丁寧さ・カジュアルさ)も自動で調整されます。

さらに、入力後のテキストを選択して「短くして」「もっと丁寧に」などと声で指示すれば、その場で書き換えることも可能。Web検索やブレインストーミング、フォームの入力といった操作も音声で行えるため、キーボードに触れる回数を最小限にできます。

100以上の言語に対応。話しながらリアルタイム翻訳も可能

日本語はもちろん、英語をはじめとする100以上の言語に対応しています。日本語と英語が混ざった発話でも自然に処理できるため、専門用語や固有名詞が多いビジネスシーンでも安心です。名前・社名・業界用語などを登録できる「パーソナル辞書」を備えており、使うほどにあなたの話し方や語彙を学習して精度が高まっていきます。

加えて、話しながら選んだ言語へリアルタイムで翻訳して出力することもできるため、外国語でのメールやチャットも、母国語で話すだけで作成できます。多言語でのやり取りが多い人ほど効果を実感しやすい機能です。

Claude・Slack・Gmail・Notion・ChatGPTなど60以上のアプリで使える

タイプレスは専用アプリの中だけで使うツールではありません。Claude、Slack、Gmail、Outlook、X、Obsidian、Microsoft Teams、Zoom、Notion、Word、ChatGPT、VS Code、Figmaなど、60以上のアプリに対応しています。

普段使っているアプリの入力欄にカーソルを置き、ショートカットキーを押して話すだけで、その場に文章が入力されます。わざわざ別の音声入力アプリを開いてコピー&ペーストする必要がないため、作業の流れを止めません。メールも、チャットも、ドキュメントも、コードのコメントも——「文字を打つ場面」のほぼすべてを、そのまま音声に置き換えられます。

Mac・Windows・iPhone・Androidに対応

対応OSはmacOS・Windows・iOS(iPhone)・Androidの4つ。パソコンでもスマートフォンでも、同じアカウントで利用できます。パソコン版はメニューバー(Mac)やタスクトレイ(Windows)に常駐し、どのアプリを使っていてもすぐに呼び出せます。外出先ではスマホで、デスクではパソコンでと、シーンに応じて使い分けられるのも便利なポイントです。デバイスをまたいで設定やパーソナル辞書が引き継がれるため、どの環境でも自分に最適化された音声入力を使えます。

音声データはクラウドに保存されず、AI学習にも使われない

音声入力ツールで気になるのがプライバシーです。タイプレスは音声データをクラウドに保存しません。さらに、ユーザーの音声やテキストがタイプレスや第三者のAIの学習に使われることもありません。入力履歴は端末内にのみ保存され、本人だけが確認できる仕組みです。医療情報を扱うHIPAA、EUの個人データ保護規則GDPR、情報セキュリティの国際規格ISO 27001にも準拠しており、企業での利用でも安心して導入できます。「便利だけど情報漏えいが心配」という不安に、しっかり配慮された設計です。

メール、チャット、議事録、ブログ、コード内のコメントまで、「文字を打つ場面」すべてを音声に置き換えられるのがタイプレスの魅力です。Product Huntでは、デスクトップ版・モバイル版ともに「Product of the Day(1位)」に選ばれています。

対応環境・対応アプリ

対応OS・対応アプリ
  • 対応OS:macOS / Windows / iOS(iPhone)/ Android
  • 対応アプリ:Slack・Gmail・Outlook・Microsoft Teams・Zoom・Notion・Word・ChatGPT・VS Code・Figma など60以上

専用アプリの中だけで使うのではなく、普段使っているアプリの入力欄にそのまま音声で入力できるのがポイント。アプリを切り替える必要がありません。

タイプレスの料金プラン|無料とProの比較表

タイプレスには無料プランProプランの2つがあります。まずは無料で始められます。

プラン 料金 文字数の上限 主な特徴
無料(Free) $0 週8,000語まで 音声入力・翻訳・パーソナル辞書・100+言語などの基本機能
Pro(人気) $12/月(年払い)
※月払いは$30/月
無制限 無料の全機能+高精度モード・混雑時の優先利用・新機能の先行利用など
 

料金は米ドル表記です。プラン内容・価格は改定される場合があるため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

タイプレスの始め方・使い方(4ステップ)

タイプレスは、アプリをダウンロードして数分で使い始められます。基本の流れは次の4ステップです。

STEP1:アプリをダウンロードする

公式サイトから、お使いの端末(Mac / Windows / iPhone / Android)に対応したアプリをダウンロードします。無料アカウントはその場ですぐに作成できます。

STEP2:インストールしてログインする

ダウンロードしたアプリをインストールし、アカウントでログインします。パソコン版では、メニューバー(Mac)やタスクトレイ(Windows)に常駐します。

STEP3:マイクの使用を許可する

初回起動時に、マイクの使用許可を求められます。許可すると、音声入力が使えるようになります。

STEP4:好きなアプリの入力欄で話す

メールやチャットなど文字を入力したい場所でショートカットキーを押し、マイクに向かって話すだけ。話し終えると、整えられた文章が入力欄に自動で入ります。

 

※各ステップの操作画面(スクリーンショット)は、実際のアプリ画面に合わせて後日追加予定です。

こんな場面・こんな人におすすめ

タイプレスが役立つシーン
  • メール・チャットの返信に時間がかかっている人
  • 議事録・メモ・ブログなど長文をよく書く人
  • タイピングが苦手/手や肩の負担を減らしたい人
  • 英語など多言語でのやり取りが多い人

セキュリティ・プライバシーは安全?

音声入力ツールで気になるのがプライバシーです。タイプレスは音声データをクラウドに保存しません。また、ユーザーの音声・データがタイプレスや第三者のAI学習に使われることはありません。

プライバシーへの取り組み
  • 音声データのクラウド保持なし
  • ユーザーデータをAIの学習に利用しない
  • 入力履歴は端末内にのみ保存(本人だけが確認可能)
  • HIPAA・GDPR・ISO 27001に準拠

タイプレスの評判・レビュー

実際にタイプレスを使った海外のユーザーからは、次のような声が寄せられています。

キーボードに戻れなくなりました。考えるスピードで文章が書けるので、メール処理が驚くほど速くなりました。

言い淀みを自動で消してくれるので、そのまま送れる文章になるのが便利。1日あたり25分ほど時短できています。

いろいろな音声入力を試しましたが、文章の整い方が段違い。今では手放せないツールになっています。

※海外の著名なテック系ユーザー(Linus Ekenstam氏、Robert Scoble氏、放射線科医のDr. Joe Borelli氏など)も利用を公表しています。

タイプレスに関するよくある質問

タイプレスは無料で使える?

はい。無料プランがあり、週8,000語まで基本機能を使えます。上限をなくしたい場合や高精度モードを使いたい場合はProプラン($12/月〜)にアップグレードできます。

日本語でも使える?

使えます。日本語を含む100以上の言語に対応しており、言語が混ざった発話も処理できます。

どのアプリで使える?

Slack・Gmail・Notion・ChatGPT・Teams・Wordなど60以上のアプリに対応しています。基本的に、文字入力ができる場所であれば音声で入力できます。

音声データは安全?

音声データはクラウドに保存されず、AIの学習にも使われません。履歴は端末内にのみ保存され、HIPAA・GDPR・ISO 27001に準拠しています。

まとめ|タイプレスは「話すだけ」で文章が完成するAI音声入力

タイプレス(Typeless)は、タイピングの約4倍速で、話すだけで整った文章を作れるAI音声入力ツールです。無料で始められ、普段使っている60以上のアプリでそのまま使えます。プライバシー面の配慮も手厚く、「文字を打つ作業」を効率化したい人にぴったりです。

タイプレスのメリットまとめ
  • 話すだけ・約4倍速で文章が完成
  • 60以上のアプリ・4つのOSに対応
  • 無料プランあり。まずは気軽に試せる